2008年1月24日米国マサチューセッツ州ボストン発 国際オープン標準コンソーシアムOASISは本日、同会員が、Election Markup Language (EML) version 5.0を、同組織の最高位の批准ステータスであるOASIS標準として批准したと発表しました。OASIS選挙投票サービス技術委員会によるオープン・プロセスを通して開発されたEMLは、立候補者の推薦、投票登録、認証、票情報、投票と確認、票集計、監査等々を含む完全な選挙プロセスを通した情報交換をサポートします。
EMLは、主として投票用紙ベースの選挙のみならず、完全に電子化可能な選挙や住民投票のために使用されることができるように、充分柔軟に設計されています。多くの言語や方言、語彙に対応できるように設計されたこの標準はまた、様々な投票形態をサポートし、官民両方の選挙で使用できます。
「EMLの良いところは、伝統的な選挙の実施方法に変更を加えること無しに、選挙プロセスをサポートできるところです。EMLによって、世界中の選挙関係者が、新しい技術や投票の慣習が現れたとき、そのシステムを進化させるために既存のインフラストラクチャへの投資の上に構築できるのです。」と、OASIS戦況投票サービス技術委員会の議長であるJohn Borras氏は述べています。
EMLの価値は、多くの公共部門によって認められています。欧州委員会は、その46ヶ国のメンバーが、電子選挙や電子住民投票向けにEMLのようなオープン標準を使うという勧告を発行しました。全英国の選挙の現代化パイロット・プロジェクトが、実際の選挙における標準の効果を評価する手段としてEMLを利用しました。これらのパイロット・プロジェクトからのフィードバックは、バージョン 5.0に組み込まれました。米国のカリフォルニア州は、来る大統領選挙の選挙結果を提供するためにEML利用しようとしています。
「投票システムが相互に作用する均一で、安全確実で、検証可能な方法を提供することによって、EMLは、選挙プロセスにおける有権者の信頼を保護します。私達は、この成熟して安全確実な標準に関して協業した政府高官とベンダーの皆さんに拍手を送ります。」と、OASISのプレジデント兼CEOであるPatrick Gannon氏は述べています。Gannon氏はまた、米国選挙支援委員会の技術指針開発委員会に務めています。
EMLは、OASIS知的財産権方針の限定条件でのロイヤリティ・フリーの下で開発されました。 EDS、IBM、OPT2VOTEが、OASIS標準向けの有資格条件に従ってEML 5.0が、すべてうまく利用できることを検証しました。
OASIS選挙投票サービス技術委員会は、EML 5.0の利用のためのプロファイルと実装指針の開発に取り組み続けています。この委員会には、全ての政府機関、企業、非営利グループ、学術機関、そして個人の参加が引き続き可能になっています。すべての活動の記録には、会員及び非会員が共にアクセス可能になっており、OASISは、一般の人からのコメントを募集するメカニズムを提供します。
追加情報:
OASIS 選挙投票サービス技術委員会
http://www.oasis-open.org/committees/election
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、グローバルな情報社会向けのオープン標準の開発、統合、採用を推進しています。非営利国際コンソーシアムであるOASISは、SOA、セキュリティ、Webサービス、文書処理、電子商取引、電子政府と電子法律、ローカリゼーション、サプライチェーン、XML処理といった会員によって認識されたニーズのある領域のための標準を前進させています。OASISオープン標準は、より低いコスト、革新の促進、グローバル市場の成長への可能性を提供し、技術を自由に選択する権利を保護します。OASISコンソーシアムは、100ヶ国からの600を超える組織と個人会員を代表する5,000人以上の人々が参加しています。
http://www.oasis-open.org
報道機関の連絡先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
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