2008年3月12日 米国マサチューセッツ州ボストン及びウェイランド Open Geospatial Consortium社 (OGC)とOASIS (the Organization for the Advancement of Structured Information Standards)という2つの国際標準化コンソーシアムは本日、進行中の協調的な取り組みの進展について発表しました。このグループは、2006年に協定書に署名して以来、協業にむけた積極的な協業関係について育んできました。
「OASIS標準は、広範囲な機能セットを可能にし、OGC標準には、どの部分にも、「何処で」と「何時に」が含まれています。両組織の会員とIT開発者やユーザのより広範囲なグローバル・コミュニティとオープン標準ベースの相互運用性を強化するために、2つの組織が協業することは重要です」と、OGCのプレジデント兼CEOであるMark Reichardt氏は述べています。
「OGCは、OASISの取り組みのフロントとバックエンドの両方に価値をもたらします。OGCは、広い範囲のOASIS技術委員会に参加し、地球空間コミュニティのビジネス要求が、標準開発プロセス中に表現されることを保証します。一度OASIS標準が承認されると、OGCは、地球空間向けの拡張とプロファイルを開発することによって、その採用を支持します」と、OASISの標準開発ディレクターであるJames Bryce Clark氏は述べています。
このグループは、両組織の協業の重要な領域として、Webサービスを挙げています。既存のOGC Webサービス(OWS)標準を使えば、インターネット上のWebに常駐した地球空間データとサービスを発行し、発見し、利用するために必要なほとんどの標準が整っています。しかしながら、OWSは、他のWebサービス標準と協力して稼働しなければなりません。その理由は、OGCの会員が、OpenGISR Catalog Service Web (CS-W) 標準の更なるアプリケーション・プロファイル向けに選択したカタログ処理用メタ・モデル基盤として、ebRIM (electronic business Registry Information Model) OASIS標準を承認したからです。
セキュリティの分野では、最近承認されたOGC GeoXACML標準が、XACML (eXtensible Access Control Markup Language) OASIS標準の地球空間向けの拡張を表現しています。GeoXACMLは、OASIS XACML技術委員会との協働作業で開発されました。
OGCはまた、事件や緊急事態への準備と対処の分野の前進に取り組んでいるOASIS緊急事態管理技術委員会でも重要な役割を演じています。この委員会は、Common Alerting Protocol (CAP) とEmergency Data Exchange Language (EDXL) OASIS標準を開発しました。OGCの会員は、Extensible Address Language (xAL)のような開発中のその他の仕様やHospital Availability Exchange (HAVE)はもちろん、CAPとEDXLの利用のために、GeoRSS GMLによく似たGMLアプリケーションの定義を支援しました。
このOGCのSensor Web Enablement (SWE)標準は、CAPとOASIS Web Services Notification (WS-N) やAsynchronous Service Access Protocol (ASAP)仕様といったその他の関連するOASIS警報標準を参照しています。OGCは、これらの標準とこのSWE仕様とを調和させることにOASISと取り組んでいます。
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、グローバルな情報社会向けのオープン標準の開発、統合、採用を推進しています。非営利国際コンソーシアムであるOASISは、SOA、セキュリティ、Webサービス、文書処理、電子商取引、電子政府と電子法律、ローカリゼーション、サプライチェーン、XML処理といった会員によって認識されたニーズのある領域のための標準を前進させています。OASISオープン標準は、より低いコスト、革新の促進、グローバル市場の成長への可能性を提供し、技術を自由に選択する権利を保護します。OASISコンソーシアムは、100ヶ国からの600を超える組織と個人会員を代表する5,000人以上の人々が参加しています。
http://www.oasis-open.org
報道機関の連絡先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
+1.978.667.5115 内線209 (オフィス電話)
+1.941.284.0403 (携帯電話) |