2008年4月28日 マサチューセッツ州ボストン発 - OASISオープン標準コンソーシアムは本日、電気通信業界にサービス指向アーキテクチャ(SOA)の完全な長所を取り入れることを目指した新たな取り組みを発表しました。OASIS 電気通信サービス会員セクション(OASIS Telecom)は、電気通信サービスをさらにインテリジェントで、展開配置可能で、利用しやすくする新たなビジネス・モデルの道を開く取り組みを開始します。
「私達は、今日のSOA標準を、完全な統合を提供し電気通信提供企業が必要な相互運用性を妨げるギャップの存在を認識しています。これらのギャップを埋める最も効果的な方法は、核となるSOA標準の定義に責任を負う組織内で、電気通信、IT、標準化団体の専門家を一緒にして協調的に取り組むことです。」と、OASIS Telecom運営委員会の共同議長であるノーテルのAbbie Barbir博士は述べています。
OASISは、Service Component Architecture (SCA)、Service Data Objects (SDO)、SOA-Reference Model (SOA-RM)のみならず、Business Process Execution Language (BPEL)、WS-Security、WS-Federation、WS-Transaction、ebXML、Security Assertion Markup Language (SAML)、Universal Business Language (UBL)、and Universal Description, Discovery, and Integration (UDDI)の発祥の地です。
新たな技術委員会の設置と管理を通して、OASIS Telecomは、電気通信業界向けのWebサービス・プロトコル・スタックの最適化と、ネットワーク間、及びネットワークとアプリケーションの分野間のシームレスな情報交換を可能にする共通データ・モデルの開発に取り組みます。OASIS Telecomのメンバーはまた、アイデンティティと名前付けに関して、OASISと電気通信コミュニティ内に既に展開されている取り組みを調整します。
「ITアプリケーションにネットワークの潜在的な価値を公開することによって、また、同時にネットワークがITサービスにアクセスできるようにしながら、OASIS Telecomは、通信会社が、アクセス提供企業からサービス提供企業までの役割を再定義することを可能にします。OASIS Telecomの取り組みは、通信会社が、時間に敏感な従来型のITサービス間の橋渡しをする異種の環境を獲得する手助けをします。」と、OASIS Telecom運営委員会の共同議長であるオラクルのStephane H. Maes氏は述べています。
Barbir氏とMaes氏に加えて、OASIS Telecom運営委員会には、Alactel-LucentのMichael Brenner氏、BEAシステムズのZulah Eckert氏、NECのTakashi Egawa氏、マイクロソフトのOrit Levine氏、IBMのTony Nadalin氏が含まれています。
OASIS Telecomに対する基金的な支援:
BEA
「大企業は長い間、電気通信ネットワークに対する安全確実なアクセスを望んでおり、特にSOAを通したサービスの公開は、電気通信サービス提供企業にとって極めて重要です。SCA、SOA、BPELに関するOASISの現状の取り組みは、OASIS 電気通信サービス会員セクションを、この取り組みの理想的な取り組みお場にします。」と、BEAシステムズの未来技術と標準のVPであるEd Cobb氏は述べています。
IBM
「OASIS Telecomの創設メンバーとして、IBMは、電気通信業界での利用のためのWebサービス技術の最適化を支援するチャンスを楽しみにしています。この重要な取り組みは、弊社のお客様が、この業界の人々が直面する具体的なリアルタイム性、拡張性、信頼性、そしてセキュリティの要件に応えることを支援することができます。OASISは、このプロジェクトの開発と採用を推進するために、セキュリティ、SOA、そして電気通信コミュニティを一つにするための最適な場所です。」と、IBM最優秀エンジニアでIBMチボリ・ソフトウェアのチーフ・セキュリティ・アーキテクトであるAnthony Nadalin氏は述べています。
オラクル
「オラクルは、Oracle Fusion Middleware の一つのコンポーネントであるOracle Service Delivery Platform によって立証されたように、通信業界にIT標準をもたらすことを確約します。OASIS Telecomは、サービス提供企業が今日直面している多くの難題を扱うことを支援するために、通信業界全体を通して主要なIT標準の拡張を支援することができます。」と、オラクルの標準戦略とアーキテクチャのVPであるDon Deutsch氏は述べています。
Primeton
「最大の顧客ベースを持つ中国の電気通信業界は、そのビジネスとオペレーション支援システムを構築し改善するという、益々増加する難題に直面しています。Primetonは、弊社の選り抜きの電気通信のお客様が、柔軟で拡張性のあるSOA技術の価値を最大化することを支援するためにOASIS Telecomに参加しました。」と、Primeton TechnologiesのCTOであるLarry Huang氏は述べています。
スポンサー会員の支持:
Alcatel-Lucent
「エンドユーザ向けのリッチ・アプリケーションを迅速に展開配備できることは、弊社のお客様にとって重大な強みです。弊社は、OASIS Telecomが、特に、弊社のビジネスのコミットメントに極めてはっきりと貢献する相互運用性のために、電気通信におけるSOAアーキテクチャの機能を調整し最適化します。」と、Alcatel-LucentのCTOアプリケーション・ビジネスであるDenis Attal氏は述べています。
マイクロソフト
「マイクロソフトは、OASIS Telecomに参加し、電気通信分野が、サービス指向アーキテクチャを完全に利用する手助けをできることを嬉しく思います。弊社は、電気通信業界のリアルタイム性、拡張性、信頼性、セキュリティの要件に応えるために既存及び将来のWebサービス仕様の最適化を保証するために、たの皆さんと共に、OASIS Telecomで積極的な役割を担うのを楽しみにしています。」と、マイクロソフトの方針と標準のプログラム・マネジャであるOrit Levin氏は述べています。
NEC
「NECは、OASIS Telecomの設立をサポートするのを嬉しく思います。電気通信業界とIT業界の間のギャップを埋めるというその取り組みは、現在進行中の大変革であるNext Generation Network (NGN)に一致しています。これらの取り組みのお陰で、弊社は、さらに柔軟で、利用しやすく、安全確実で、信頼できるICTインフラストラクチャを開発することができます。」と、NEC株式会社のネットワーク・ソフトウェア事業本部の本部長であるMasanobu Yamaguchi氏は述べています。
ノーテル
「ユーザ体験は、ITの世界のアプリケーションが、高度に協調し、相互に作用し、潜在的な通信インフラストラクチャの機能を活用する時に大きく促進されます。OASIS Telecom会員セクションは、実際のビジネス上の問題を、効果的かつコスト効率良く解決する新たなアプリケーションとサービスを、迅速かつ容易に作り出すために、SOAとWebサービス技術を拡張することに明快に焦点を当てています。」と、ノーテルのサービス指向アーキテクチャのVPであるPeter Carbone氏は述べています。
プログレス・ソフトウェア
「プログレス・ソフトウェアは、OASIS Telecomに参加することを誇りに思います。この新たなグループの主要な作業は、プログレス社が長期に渡って推進してきた電気通信におけるSOAの利用を説くことです。弊社はまた、サービス提供企業やネットワーク・オペレーターが、B/OSSインフラストラクチャを最適化することができる共通データ・モデルとSOAリファレンス・モデルを構築するTM フォーラムやその他の電気通信コンソーシアムからのフレームワークを利用する他のOASISリーダー企業と協業するのを楽しみにしています。」と、プログレス・ソフトウェアの通信業界担当のチーフ技術アーキテクトであるJohn Wilmes氏は述べています。
付加情報:
OASIS Telecom 会員セクション http://www.oasis-telecom.org
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、グローバルな情報社会向けのオープン標準の開発、統合、採用を推進しています。非営利国際コンソーシアムであるOASISは、SOA、セキュリティ、Webサービス、文書処理、電子商取引、電子政府と電子法律、ローカリゼーション、サプライチェーン、XML処理といった会員によって認識されたニーズのある領域のための標準を前進させています。OASISオープン標準は、より低いコスト、革新の促進、グローバル市場の成長への可能性を提供し、技術を自由に選択する権利を保護します。OASISコンソーシアムは、100ヶ国からの600を超える組織と個人会員を代表する5,000人以上の人々が参加しています。
http://www.oasis-open.org
報道機関の連絡先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
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